September 30, 2006

おかげさまで、はじまりました

ということで、オープンハウス当日を迎えました。
速報で、いくつか写真をアップします。

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スローフードのメンバーは、朝から調理の追い込み。掃除、片付け、リーフレットの折込みなどに追われる午前中、立て続けに商店街からの差し入れが届く。振興組合からお花。富永さんからお酒、寿米菓さん、大坂屋さん、クロワッサンさんからお菓子やパン。夜には、佐々原不動産さんから餃子。その他、お客さんにもお酒やお菓子を中心にたくさんの差し入れをいただきました。本当にありがとうございます。

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組合からのお祝い、花銀さんのお花。

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午後1時、静かにオープニング時間を迎える。

2時近くになって、二人、三人とお客さんが顔を出しはじめると、堰を切ったように次々といろいろな方々が訪れる。それからは入れ替わり立ち替わり、ずうっとにぎやかな状態が続いて、8時すぎまで。結局、150人くらいの方に来ていただいたようで、本当に嬉しい限りです。みなさま、改めてありがとうございました。

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夕方には、商店街の方々と一緒に乾杯。


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慌ただしくも楽しい一日を終えて、改めて「ここからがはじまり」を実感。これまで、商店街を中心にいろいろお世話になりながらやっとオープンに漕ぎ着けたのだが、あくまでこれまでは助走期間。この場がきっかけとなって、どう状況が変わっていくのか、本当にこれから次第。やりたいことも起こりそうなこともたくさんあるし、積極的に応援・参加してくれる人も少しずつ増えていそう。期待感は盛りだくさん。

みなさま、今後も引き続きよろしくおねがいします!

September 29, 2006

オープン前日

終日、準備作業。朝から、窓ふき、玄関の塀を制作、組合事務所からリヤカーとパイプ椅子を運搬、作業用のウマをテーブルの仮設の足に改造、看板とメンバー証(カブ券)を制作。午後になって料理の下ごしらえがスタート、細々とした配線などの固定、ダイニングのライティング。夕方には、電気屋さんが来てダイニングのダクトと表の照明工事。ついでに看板を取り付けてもらう。車庫に照明を取り付け、材木を片付け、掃除。リビングはぞうきん掛け。ミッチーがケーキを、早川さん(WAKONN)がワインとチーズを届けに来てくれる。

みなさん、ありがとうございます!

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どうにか格好がついて、見通しが立ってきたころにはすっかり日も暮れて。

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夕方、やっと看板が完成。(ただし、まだ仮看板)

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ミッチーさんがお手製ズッパを届けにきてくれて、そのまま指導。
ダイニングは、照明がついて、ぐっと落ち着いた雰囲気に。

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エントランスも、緑と灯りが入って、やっと形になってくる。料理の仕込みは、深夜までつづく。

September 24, 2006

床を仕上げる

ミッチーさんに応援に来てもらって、床の仕上げ。

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中途半端に古い床の再塗装は、どうしても色ムラがでやすく上級者コース。この作業はさすがに素人は手出しできず。


September 22, 2006

試作と試食

午後。ウナマノへ家具を見に行く。

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夕方から、オープンハウスに向けた打ち合せ。

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古川くんによる、テーブルの1/4模型。

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「串フルコース」の試作。写真はイタリアコース。

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試食。なかなか美味。

September 20, 2006

「三田の家」オープンハウス

9月30日、「三田の家」オープンハウスを行ないます。

この日以降も、週2日〜3日くらいは「オープン」するつもりですが、まずは初日ということで、運営メンバーが集まり、つたなくも心をこめたおもてなしをしようと思ってます。どんな雰囲気の場所か、お気軽に覗きに来てください。

時間は、1300時から2000時まで。簡単な飲み物と、慶應スローフードサークルによる軽食、あとは三田商店街の美味しい食を提供予定です。

もちろん、30日からスタートということなので、それ以降もオープンします。30日のご予定が合わない方は、ぜひ他日あらためて遊びにきてみてください。

ただし最初の数ヶ月は不定期の「オープン」になりそうなので、念のためWEBサイトでスケジュールを確認していただいたほうが確実です。三田の家WEBサイトで日程をお知らせする予定です。イベントなども徐々に増えて来ると思いますので、そうした情報もあわせてアップしていきます。お楽しみに。

10月以降のオープン日は、運営メンバーが「日替わり」で担当することになっています。基本的なローテーションは、以下のとおり。

火曜日:手塚千鶴子
木曜日:熊倉敬聡
金曜日:岡原正幸
土曜日:坂倉杏介

ちなみに、私(坂倉)の担当する土曜日は、10月7日は所用のためお休みですが、それ以降10月中は毎週この「家」に居る予定です。

お待ちしてます!

オープンハウスのご案内は、「続き」をご覧ください。


■■「三田の家」オープンハウスのご案内■■

私たちは「三田の家」を開きます。

「三田の家」では、ふだんあまり出会わない人どうしが、ふだんあまり出会わない出会い方で出会うことでしょう。

大学生、教員、商店主、芸術家、留学生、住民、会社員などと、ふだん呼ばれている人たちが、その呼び名からいっとき解放されて、カジュアルに、ときには真剣に語りあい、行いあい、学びあいながら、この場=家を、ともに作っていきます。

そこで生まれていくであろう、「小さな」学校、「小さな」まちづくり、「小さな」国際交流、「小さな」アトリエ、「小さな」宴が、いつしか、外に向かっても響きあうように、この「家」が開かれていくことを、私たちは、願っています。

***

私たちは、およそ1年前から、地元の商店の人たちの協力をえて、この「家」を見つけ、自分たちの手で少しずつ改装してきました。これからも、改装の作業は続きます。改装しながら、私たちは、とりあえず、次のような活動を始めたいと思っています。

・日替わりマスター: 運営メンバー各々がある曜日を担当し、オリジナルのプログラムを展開します。
・新しい「学生街」: 三田の地域・商店街と連携しつつ、三田ならではのまちづくりに取り組んでいきます。
・インターネット放送局: 堅苦しい授業でもなくまた単なる居酒屋談義でもないような、知的かつカジュアルな番組や、地域・商店街の魅力を紹介する番組を提供していきます。
・留学生との交歓: 慣れない日本社会でさまざまな困難を抱えている留学生たちをサポートしながら、ともに交歓できるプログラムを作っていきます。
・食のワークショップ: 慶應スローフード・クラブと協力し、食や農を通じたコミュニケーション空間を作っていきます。

「三田の家」WEBサイト
http://mita.inter-c.org/

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「オープンハウス」では、運営メンバーたちが皆さまをお迎えし、これから展開するこうした活動の一端をご紹介します。あわせて、慶應スローフード・クラブがつくる「串フルコース」をご賞味いただけます。

日時: 2006年9月30日(土) 13:00ごろ〜20:00ごろ
場所: 「三田の家」(港区芝5−23−2) 
地図:http://www.mapion.co.jp/here/all/060918/mapi4921506060918161647.html

皆さまのご来場をお待ちしております。

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「三田の家」運営メンバー: 熊倉敬聡、坂倉杏介、手塚千鶴子、岡原正幸、深谷康玄、幾代沙緒里、今長冬香、渡辺久美、三橋恵、石川芙紗子、坂田太郎、鳥海希世子、土屋祐子、板澤一樹、墨屋宏明、古川潤、佐藤柚香

協力: 三田通り商店街振興組合、慶應スローフード・クラブ、慶應義塾大学文学部岡原正幸研究会、慶應義塾大学文学部「芸術の現在」

(「三田の家」プロジェクトは、文部科学省学術フロンティア推進事業に選定された慶應義塾大学「超表象デジタル研究」の一プロジェクト「インター・キャンパス構築プログラム」の一環として行われます。また、港区商店街活性化事業「大学-地域連携による商店街活性化プロジェクト:インターネット放送局による商店会情報の発信」として行われます。)


お問い合わせ先
坂倉杏介(慶應義塾大学DMC機構・助手)
E-mail : kyosuke(at)ss.iij4u.or.jp 


September 19, 2006

商店街の話し合いを、家で

ということで、執行部会。

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商店街の年間行事についての議論の後、平田さんの差し入れてくれたパンをつまみに乾杯。この場の使い方についての話し合い。

みなさんには、もうかれこれ2年もお世話になっている。ええ感じにお互い素性もばれているから、あまり背伸びせずにほんとのとこどうよと。

場が形をなすにつれ、漠然とした将来像に焦点があってくるし、話しも、次第に具体的になる。期待も膨らむ。「こんな感じで、できるといいよね」「うんうん」という会話の「こんな感じ」の部分が、だんだん共有できてきた感じ。

それから、「三田の家」では、組織間の付き合いではなく、個人としての関わり合いを大切にしたいと改めて思う。学生は地域に、商店街は大学にそれぞれ期待はするけれど、その前提に、地域の人と学生や教員が、個人的に顔見知り、知り合い、友人になっていく過程ができていって欲しい。


September 18, 2006

工務的に大詰め

9月30日のオープニングに向けて、作業は大詰め。

16日、17日と二日連続で集中的に作りこむ。

三田商店街の理事長・中村さんも顔を出してくれて、いよいよ商店街との具体的な共同作業の検討をはじめることに。ダイニングにバーカウンターのような天板が置かれ、奥の部屋にも大きなテーブルがあるのを見た中村さんは、その第一歩として、来週の理事会執行部の打ち合わせをここでやろうと提案してくれる。

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上は、カットする部分や足の形状を検討するために運び込まれたウォルナットの天板。思った以上に異物感なく、「このままでいいんじゃない?」という想いもよぎる。最終的には、少し寸を詰める必要はありそう。耳を落としたほうがデザイン的には長持ちしそうだけど、せっかくだから活かしたいという意見もある。さて、どうしたものか。

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元あった扉を古川くんに加工してもらって、即席の格子戸に改造。

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庭のデッキも完成。デッキからの眺めが軽く新鮮。

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キッチンの戸棚には、ワイヤーを取り付け取っ手にする。

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二日間の終わりには、残った数人でちょっとした肴を作って和む。

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オープンまで、あと二週間。


September 11, 2006

クリスとの対話:日英の水辺、アートとポリティカルバリア

9月7日、門仲天井ホールで、芹沢さん、セントマーチンのクリス・ウェインライトらとトークセッション。BPAからは、井出と僕がちょっとお話させていただく。

クリスが計画しているのは、ライトアップをテーマにした東京の水辺でのアートプロジェクト。


photo:Hermitage Community Moorings (HCM)
http://www.hcmoorings.org/index.htm


彼は、ロンドンでも仲間たちと水辺のプロジェクトを進めていて、それが上の写真。テムズ川に浮かぶ係留区域の居住権を得て、この水上の空間を、アーティストやデザイナーの活動拠点にしようとしている。なかなかダイナミック、というか、僕らが数年前から妄想している水上ビレッジそのまんま。お互いの活動は全然知らなかったわけだが、ほぼ同時期に似たような活動を起こしていて、シンクロニシティを感じる。

また、行政との折衝の大変さも両国に通じるものがあるようで、なんというか志を同じくする者同士の妙な共感が生まれたりもする。

そんなこともあって、ディスカッションのほうは、管理行政の障壁とアートの可能性、が主題であった。

このテーマ、去年から折に触れて考えさせられてきた問題だが、結局のところ、アートが社会の突破口を開く場合であっても、それは「それがアートだから」ではない。「アート」というジャンルのものがあって、それが特効薬的に機能不全に陥った慣例や法制度に効くのではない。人格とは別にアートや芸術作品が機能するのではなく、ある人がなんらかの企てをして、しかしその人が特定の社会的な役割や社会的善意に準じて行動するのではなく、ごく個人的なエモーションに基づきながらも、利己的ではない目標に達しようとするときに、社会が動く(場合がある)。そのとき「それ」を、経済でも社会活動でもなく、もはや「アート」と呼んで諦めるほかないような局面が開かれ、そこにはじめて、アートが社会に働きかけるといっていい状況が生まれるのだろうと思う。

BPAは、もともとアートをつくるためのグループではないが、活動の性質上そのどこかで、腹をくくらねばならない制度的限界に突き当たる。それをどう乗り越えるか、という態度と方法論が、僕らにとってのアートなんだと思う。

さて、クリスのテムズのプロジェクトは、本格的な活動開始にはまだ時間がかかりそうで、実現できても08年とかそれくらいの「これから度」。だが、日本とUKの二軸があることで、これまでとは違うベクトルの動きが生まれていきそうな予感はする。

アーティストは、古来よりほっといても交流する性質の人たちなので、ここはせっかくだから日英の河川・港湾管理者が交流するような機会になったらいいと思う。「管理する人」は、自分の「管理思想」には疑いを持たない。また「管理する人」は、「管理してる自分」は、誰にも見られていないと思っている(よく矢面に立たされる「行政」というものも、担当者レベルでは悪気はないどころか、結構「いい人」も多い。なんだけど、総体としてみたらずいぶん不思議なロジックがひねりだされることもまた多い・・・)。そこに「別の考え方」や、「別の管理者の視線」が持ち込まれてしまうようなプロジェクトができれば、それは非常に健全なんじゃないかと思うのだ。


September 09, 2006

「ハギレの日本文化誌」展とワークショップのご案内

約1ヶ月後のご案内ですが、10月7日・8日の二日間にわたって、「草木で染めるカラーパレット」というワークショップを、福島県立美術館で行ないます。

ちょうど、今日からはじまっている「ハギレの日本文化誌」という展覧会にあわせて行なうこともあって、人がどのように生活に「色」を取り入れてきたか、その歴史をたどり直すようなワークショップを検討中。

現代の生活で「色」は、たとえばチューブに入った絵の具が沢山売られているように、ほとんどプロダクトになっている。「色」は買ってくるのが普通で、「草木染め」は特殊で「伝統的な」技法、というのが、一般的な理解といっていい。彩り華やかな服や工業製品も、どうやって着色されたのかを気にすることはない。けれども、チューブや化学染料はもちろん土器もなかったような時代から、人間は、その時代時代の技術に応じて自然から生活へ「色」を取り入れてきた。

もっとも原始的な形態は、染料の場合、植物をこすりつけて「色」を転写することだったろう。そのうち、植物をすりつぶした液を用いるようになる。

芭蕉に、「早苗とる手もとやむかししのぶ摺り」という句があって、この「しのぶ摺り」というのは、石に布を敷きその上に載せたしのぶ(シダ類の一種)を叩いて染める古い技法のこと。ちょうど「しのぶの里」と呼ばれた福島市で詠まれた句でもある。

やがて土器が使われるようになると、植物を煎じて飲むようになり、煮出した染液が用いられるようになる。鉄器の発明は、鉄媒染がうまれる遠因であり、こうして生活技術と歩調をあわせながら、染色の技術も確立してきた。

このワークショップでは、そうした染色のもっとも素朴な時代の技術を辿りながら、美術館周辺の植物で染めてみることで、生活のなかの「色」を考え直すきっかけにしたいと思っています。

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いくつかの植物で布や和紙を染めて、標本みたいな「カラーパレット」ができるといいなと思っているのだが、その形はまだまだ試行錯誤中。


申し込みは、県立美術館実技教室係(tel:024-531-5511)まで。
9月17日まで受け付けています。


September 08, 2006

格子のインターフェイス

いつもの運営ボードメンバーに加え、スローフードサークル、岡原研、スクーリングの学生さんたちも含めたmtg。9月30日の仮オープンに向けて、本格的な準備の段取り。

同時に、そろそろ表のしつらえも決めないといけない、ということで、これも少し検討。

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表の車庫扉は、いわばこの空間のインターフェイスなので、どういう文法で外部との会話を成立させるかという点で一工夫したい部分。いろいろ考えたが、面で主張したり情報を外へ送り出すよりも、外の人に意識を少し奥に送ってもらえるような、格子状の扉にするのが一番正解なのだろうと結論。

ただし、これを作るのは少し大変なので、もしかすると9月中には完成しないかも・・・


September 07, 2006

新木場で天板を発見

新木場のひでしな商店に、ダイニングテーブル用の材を探しにいきました。

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古材は出会いなので、半ば長期戦を覚悟していたのだが、いきなりドンピシャにちょうどよい材を発見。やや細身のウォルナット。派手すぎない表情も、三田の家に合いそう。

ということで、早速連れて帰ります。